バイクに乗る際はヘルメットの着用が必須ですが、サイズがきつすぎると頭痛や不快感の原因となります。使用しているヘルメットがきついと感じるならなじむまで使い続けることも方法です。
それでも解消しないのなら、サイズの調整や買い換えを検討しましょう。この記事では、きついヘルメットへの対処法やヘルメットのサイズ調整方法について解説します。
【この記事で分かること】
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ヘルメットが新品で多少きついと感じる場合、ある程度被り続けることで内装がなじんで、ちょうど良いフィット感になる可能性があります。実際にヘルメットを選ぶ際も、なじむことを想定して少しきつめを選ぶケースは珍しくありません。
ただし、なじみ方はヘルメットの使用頻度や元のサイズによって異なります。また、あまりにもきつすぎる場合は、多少内装が潰れても圧迫感は変わりません。
痛みを感じるほどヘルメットのサイズがきつい状態が続くのであれば、後述する方法で対策しましょう。
バイクヘルメットがきつい場合は下記の方法を試してみましょう。
ここでは、それぞれの対処方法について詳しく解説します。
フィッティングサービスとは、その名のとおり自分の頭のサイズに合わせてヘルメットを調整してくれるサービスです。AraiやSHOEI、OGK KABUTOといったメーカーによっては、サイズ調整用のパッドを用意しているため、それを使って調整します。
フィッティングサービスは主にバイク用品店を中心に提供されています。利用する場合は近隣のサービス取り扱い店に確認してみましょう。
前述のとおりヘルメットメーカーによっては、オプション品としてサイズ調整用の内装パーツを販売しています。内装パーツはネットショップやバイク用品店を通じて購入できるため、サイズが大きいものを自分で用意して付け替えることも可能です。
例えば、Araiでは内装パーツによって下記のようにサイズの調整ができます。
引用:フルフェイスサイズ調整表
ただし、レアなヘルメットや廉価品のヘルメットの場合は、調整パッド自体の取り扱いが無いケースも多いです。自分でサイズを調整したいなら、自分のヘルメットに対応した内装パーツがあるか確認しておきましょう。
被っているヘルメットが3年以上経過していて古くなっているなら、ヘルメットごと交換することも一つの方法です。その際は自分の頭のサイズを測ったうえでヘルメットのサイズを選ぶと、失敗しにくくなります。
頭のサイズの測り方や自分に合ったサイズのヘルメットの選び方については、以下の記事でも紹介しているため、こちらも参考にしてみてください。
>>バイク用ヘルメットのサイズの選び方とは?正しい頭の測り方も解説
最後にヘルメットのきつさに関するよくある質問とその回答を紹介します。
ヘルメットのインナーには発泡スチロールが使われているモデルが多く、ネットではそれを削って調整する方法を紹介しているサイトもあります。しかし、内部の発泡スチロールは緩衝材としての役割も担っているため、削ってしまうと安全性が損なわれてしまいます。
サイズが小さくてヘルメットのサイズを調整したいのであれば、安全性を損なう方法は避け、今回紹介したようにフィッティングサービスや内装パーツの変更、買い換えを検討しましょう。
ヘルメットを被っていておでこが痛くなる場合は、頭囲のサイズに対してヘルメットが小さい可能性があります。おでこの痛みを解消するなら先述したとおり、内装のパッドを大きいサイズに変更するか、一回り大きなサイズのヘルメットに交換する方法がおすすめです。
いずれの方法も事前に頭囲のサイズを測っておくと、自分の頭に合わせたサイズを選びやすくなります。
ヘルメットのサイズがきつくても新品のヘルメットであれば、使い続けることでなじんでくる可能性があります。それでも改善しない場合は、フィッティングサービスの利用や内装パーツの交換を検討しましょう。
それでもサイズがきつい場合は、思い切って新しいヘルメットに買い換えることもおすすめです。購入してから年数が経っていないヘルメットや珍しいヘルメットなら、査定に出せば思わぬ買取価格がつく場合もあります。
ストストはバイクのヘルメットを取り扱う買取専門店です。古いヘルメットを売却すれば新しいヘルメットの購入資金に充てることもできるため、気になる人はお気軽にお問い合わせください。