バイクヘルメットのシールドの交換方法を種類別に解説!注意点についても紹介

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バイクヘルメットのシールドの交換方法を種類別に解説!注意点についても紹介

バイクヘルメットのシールドは、使用しているうちに傷がついたり、曇りやすくなったりします。その場合は新品のシールドに交換すると視界が改善し、快適性や安全性も元に戻ります。

 

シールドの交換方法はヘルメットの種類や機種によって異なるため、メーカーのサイトや説明書を確認しておきましょう。また、交換したいシールドが自分のヘルメットに対応しているのかもチェックしておくと安心です。

 

この記事では、バイクヘルメットのシールドの交換方法と交換時の注意点を解説します。

 

【この記事で分かること】

  • バイクヘルメットのシールドの交換方法
  • ヘルメットのシールド交換の注意点

 

バイクヘルメットのシールドの交換方法

シールドの詳細な交換方法は、メーカーやヘルメットの機種によって大きく異なります。やり方や手順はヘルメットの説明書や各メーカーの製品ページから確認できるため、事前に確認しておきましょう。
 

ブランド名 交換方法
Arai https://www.arai.co.jp/jpn/videos/v_shield_maintenance_top.html
SHOEI https://www.shoei.com/products/
OGK Kabuto https://www.ogkkabuto.co.jp/motorcycle/download/download.html
ZENITH https://www.ysgear.co.jp/mc/helmet/caution/shield/
リード工業 https://www.weblead.co.jp/product/helmet_list.php
WINS https://www.wins-japan.com/support/howto.html

ここではヘルメットの種類ごとに一般的なシールドの交換方法を紹介します。
 

フルフェイスヘルメットの交換方法

ここではSHOEIのCWR-1を参考にフルフェイスヘルメットのシールドの交換方法を紹介します。手順は下記のとおりとなります。

  1. シールドを完全に展開します。
  2. トリガーを押し下げながら、シールドを手前に持ち上げます。
  3. フックを外してから、シールドを取り外します。
  4. もう片方も同じ手順で取り外します。
  5. 交換用シールドを全開位置に合わせます。
  6. フックを所定の位置に差し込みます。
  7. シールドの矢印部分を上から押し込み、カチッと音がするまでロックします。
  8. フック(A)と(B)を確実に固定位置に差し込みます。
  9. シールドを数回開閉し、フックがしっかりとはまっていることを確認します。

ジェットヘルメットの交換方法

WINSのA-FORCE RS JETを参考にジェットヘルメットのシールドの交換方法を紹介します。基本的な交換の流れはフルフェイスヘルメットと同じです。

  1. シールドを完全に展開します。
  2. シールドを前方に引きながら、シールドベースからツメを取り外します。
  3. レバーを引いてシールドを取り外します。
  4. ツメをベースに引っかけます。
  5. ツメの周辺をシールドの上から押して、しっかりと取り付けます。
  6. シールドを前方に引きつつ、ベースに固定します。
  7. シールドを数回開閉して、フックが確実に固定されているか確認します。

オフロードヘルメットの交換方法

オフロードヘルメットはシールドタイプだけでなくゴーグルタイプも多くあります。シールドタイプの交換方法は基本的にフルフェイスヘルメットと同じです。ここではDFG スピードゴーグルを参考にゴーグルのレンズの交換方法を紹介します。

  1. ヘルメットからゴーグルを取り外します。
  2. ゴーグルのフレーム上部を持ち上げて、レンズを引き抜きます。
  3. フレームの両端には溝があるので、その溝に沿って新しいレンズを差し込んでいきます。
  4. フレームの上部にレンズを差し込む際、レンズの上部にある切り欠きをフレームの凹凸部分に合わせて取り付けます。
  5. 上部が装着できたら、レンズ下部の切り欠きとフレームの凹凸を合わせて取り付けます。
  6. 最後にレンズの鼻部分をフレームに押し込んで、しっかりと装着します。

バイクヘルメットのシールド交換の注意点

シールドの交換は正しく行わないと走行中に外れるなど安全性に影響を及ぼす可能性があります。ここでは安全にシールド交換できるように交換時の注意点を解説します。

 

シールドを交換したら必ず開閉確認をする

シールド交換時に正しく装着されていないと、走行中にシールドが外れて事故につながる恐れがあります。取り付け後は、必ずシールドの開閉操作を数回繰り返し、フックやギアが確実にはまっているか確認しましょう。
 

シールドが完全に下りる状態でも、きちんとかみ合わさっているか確認しておくこともポイントです。安全性を確保するためにも、この確認作業は必ず行いましょう。
 

シールドの種類によっては使い勝手が悪くなってしまう可能性がある

スモークシールドやミラーシールドは見た目の印象が変わり、まぶしさも軽減されるため、交換用のシールドとして人気があります。しかし、クリアシールドと比べると視界が暗くなることがデメリットです。
 

特に夜間やトンネルの中で走る際は、昼間の走行と比べて視界が悪くなります。スモークシールドやミラーシールドへの交換を検討しているのなら、見た目や見やすさなど何を重視するのかあらかじめ決めておきましょう。
 

ほかにも、視界が悪くなる夜間の走行時はクリアシールドに戻すことも方法です。

 

必ず自分のヘルメットに対応したシールドを用意する

交換用のシールドは基本的にその機種専用になっていることがほとんどです。交換したいシールドがあっても対応している機種が違うと装着できないため、不安な方は事前に確認しておきましょう。
 

その際は自分のヘルメットのモデル名を調べたうえで、シールドがそれに対応しているかチェックするとスムーズです。適合するシールドを選ぶことで、確実に交換作業が行えます。

 

バイクヘルメットのシールド交換に関するよくある疑問

ここではヘルメットのシールドに関するよくある質問とその回答を紹介します。バブルシールドの交換方法や費用といったシールドを交換するうえで気になる内容をまとめました。

 

バブルシールドの交換方法は?

廉価モデルやオーソドックスなタイプのスモールジェットヘルメットやハーフヘルメットには、顔の前面を覆う「バブルシールド」と呼ばれるシールドが装着されています。
 

バブルシールドは基本的にヘルメット上部にあるスナップボタンで留められているため、ボタンを外すと簡単に交換できます。
 

また、バブルシールドはほとんどのメーカーで共通した取り付け方法となっているため、社外品のシールドでも交換しやすいことが特徴です。交換を検討しているなら、ヘルメットとシールドが同じスナップボタン式かどうか確認したうえで購入しましょう。

 

ヘルメットシールドの交換はいくらくらいかかる?

シールドの交換にかかる費用は、自分で交換するなら交換するシールドの価格だけで済みます。シールドの費用は種類やブランドによって異なりますが、一般的には3,000〜6,000円ぐらいですが、ミラーシールドやブランド品だともう少し高額になることもあります。

 

まとめ

バイクヘルメットのシールド交換は、ヘルメットの種類によって細かな手順が異なります。今回はヘルメットの種類ごとにそれぞれの交換方法を紹介しましたが、詳細な手順は各メーカーの説明書や製品ページを確認しておくと安心です。
 

また、スモークシールドやミラーシールドは交換用シールドとして人気があるものの、視界が暗くなるため、雨天時や夜間の走行時にはクリアシールドに戻すなど、使い方を工夫しましょう。
 

シールド交換を検討している方は、今回の記事の情報を参考に、安全かつ適切な作業を心がけてください。

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